『ブイヨンの日々』糸井重里の本を眺めていた土曜日。
「サワコの朝」という番組に糸井重里がゲスト出演していた。
阿川佐和子がゲストの人柄等を引き出す番組だ。
芸能界に特に興味があるわけでないので、知らなかった。
糸井重里の奥さんが、樋口可南子だったなんて。
私のイメージとしては、ちょっと驚きだった。
樋口可南子といえば、ソフトバンクのお母さんと思ってしまうが、
多くの映画に出演している。
『戒厳令の夜』、『阿弥蛇堂だより』、『明日の記憶』等。
『阿弥蛇堂だより』の原作者、南木佳士は医師でありながら小説家でもある。
医学部出身者は他にも、森鴎外、渡辺淳一、山田風太郎、手塚治虫等いるが、医学関係の内容になると、そのバックボーンがより一層リアル感を醸し出す。
南木佳士は自ら精神疾患になってしまい、その経験を『阿弥陀堂だより』に描いている。
南木佳士の本を何冊か読んでいたら、映画の内容に「なるほど」と思うところがあった。
糸井重里は群馬県出身。
なんと、南木佳士も群馬県出身ではありませんか。
不思議な縁ですね~。
「そう。ブイヨンという人は、実は犬なのだ。」(本文より)
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