親しい友人が亡くなって5年の月日が流れていた。
振り返ると、あっという間の5年だった。
月日というものは早いものだと改めて感じる。
お盆で彼も帰ってきているだろうと、
彼の家を訪れる。
彼は一人息子だった。
そんな彼のおかあさんと世間話をする。
その夜、夢を見た。
久しぶりに、彼と出会った。
夢は、正に現実の世界のようだった。
「お~、久しぶり~」。
思わず二人、自然とハグしていた。
「・・・・!」。
彼の体は冷たかった。
次の瞬間、夢から覚めた。
本当に帰省していたのだろうか。
『異人たちとの夏』のように・・・。
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