’70s

久しぶりに高校時代の友人と会う。
友人は栃木県佐野市に住んでいる。
今日は日本知名度、ブービー争いをしている群馬県と栃木県の飲み会。
なんて、自虐的な始まりから10代へタイムスリップする。

久しぶり合う同級生、青春時代の思い出話に自然と盛り上がる。
当時人気のあった、ユーミン、竹内まりや、中島みゆきの話題へ。

友人のS君が、
「俺は中島みゆきが好きだったなぁ~」
なるほど、個性的なS君には素直に合っていると思う。

「俺は、竹内まりや」。

「いや、富岡はユーミンの方が合っているよ」
「そうかなぁ~、なんで?」
「半音、落とすだろう、富岡の歌とは基本的に違うけどさぁ~・・・」

そう言われると、つい、その気になってしまう。

12月1日、ラグビーの早明戦が行われた。
試合後に、ユーミンのヒット曲「ノーサイド」が流れた。
いい曲だ!。
富岡にはユーミンが似合う、なんて言われたことが嬉しくなってしまう。

そういえば、山際淳司の『ノーサイドの笛がきこえるまで』という小説がある。残念ながら読んでないので、こちら『夏の終わりにオフサイド』から、「おれ、ああいうの好きなんです。ホラ、フォワードがスクラム組んでいるでしょ。そこにボールを入れて、出てくるのをうしろで待ってる。出てきたところを素早くバックスにパスする。あのときにね、ダイビングするようにパスするんですよ。一瞬でも早く、ボールまわしたいからね。おれ、あれがカッコいいと思うんです」
そんな姿に明治大学の松尾雄治を重ねてしまう。

カッコよかったね!

「厳しい練習の日々へのオマージュ(賛辞)をささげたいと思います」(ユーミン)