男子バレーボールを世界一に導いた、松平康隆監督の『リーダの哲学』の中に、
「本もの、必ずしもホンンモノならず」という項目がある。
その中で、坂本九の『上を向いて歩こう』について書かれている。
日本人が日本的だと思っている『荒城の月』ではなく、
『上を向いて歩こう』が、なぜ、世界で受けるのか?
それは、アメリカ人やヨーロッパ人が持っている日本イメージにぴったり合うからだ。
と書かれている。
上毛新聞のコラム「三山春秋」を読んでいると、
『上を向いて歩こう』の記事が載っていた。
2004年10月、観光バスが濁流に水没、乗客37人が恐怖の一夜を過ごした。
その時に希望をつないだのが、『上を向いて歩こう』だった。
作曲はジャズピアニストとして鳴らした中村八大。
歌はエルビス・プレスリーの熱烈ファンだった坂本 九。
なるほど、・・・・世界で認められる要因を感じた。
『上を向いて歩こう』は、今年の初め、英BBCの「世界を変えた20曲」に選ばれた。
今日、映画『ディア・ドクター』を見た。
鶴瓶が主役を演じている良作品。
鶴瓶が演じる医者の伊野は、無資格の医者、しかし心は本もの・・・・・・・。
「本もの、必ずしもホンモノならず」。
ちなみに、2枚目の写真は群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」のラスク。
前橋テルサの隣にあるお店、「SYATOA」で見つけました。
コメントをお書きください