今大会、ザッケローニ監督は,
「intensity(インテンシティ)」という言葉を使っていた。
意味は、「強さ、集中力、強烈」。
平成4年11月8日、日本サッカーがアジア杯で悲願の初制覇をした時のことを思い出した。
当時の監督はオフト監督。
優勝後にオフト監督は、選手達のことを次のように語っている。
「精神的な強じんさを身につけたことが、一番の収穫。1点負けていても慌てずに自分たちの力を信じ、何をすべきか分かっている。」
今日はワールドカップ出場をかけた日本対オーストラリア戦。
この試合に勝つか引き分けでワールドカップ出場が決まる。
試合の残り時間も、残すところわずか3分。
このままだと、0対1のまま終わってしまう。
アディショナルタイムに入った。
何と相手選手のハンドによりPK。
本田選手が鋭い眼光でゴールをじっと見つめる。
ボールはゴールのど真ん中へ・・・・。
それにしても思うのは、
「ほんとうに必要なのは、選手一人一人の強い思いや激しい情熱、夢見る力」。
そして、最後、すべての思いが本田選手に注がれた。
日本選手の心には、確実に精神的な強さが育まれている。
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