研究大会の講演会資料ファイルをパラパラと眺めていたら、
その中に、山下智茂さんの講演記録の資料があった。
山下智茂さんは、松井秀喜選手の高校時代の恩師だ。
5月18日(土)、テレビをつけると『バースD』という番組をやっていた。
松井秀喜選手が涙した瞬間を語っていた。
長嶋監督の引退が決まり、一人素振りをしていた。
そのとき、無意識のうちに涙がこぼれたようだ。
「心のどこかに寂しさがあったのかもしれない。」
松井選手は、長嶋監督からマンツーマンで素振りの指導を受けた。
「監督がいいと言うまで素振りは終わらない。それは、真剣勝負でした。」と語っている。
長嶋監督が、松井との思い出を綴った文章の中に「素振りというのは自分を見つめることができる。・・・・・
心が鍛えられる。松井という選手はある意味、素振りによって大きな選手になったと思いますね・・・・。」
山下智茂さんの講演の記録を見ると、
松井選手の象の手。
練習したものでなければ分からない。
バットに手の皮がくっついてしまう。
切ってはがす。
というものが書かれていた。
改めて、松井秀喜選手の偉大さを感じた。
「夢は大空へ、努力は足もとへ」
父、昌雄さんからの手紙に書かれていた。
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