小さな温泉

高崎市の郊外、山の中腹にひなびた温泉がある。
名前は「錦山荘」。

木造の古い建物は、昭和時代を思い出す。
そういえば、小学生の頃、木造校舎の廊下をぞうきんがけしたっけ。
『おもいでぽろぽろ』の映画のように。

「でも、ここ本当の温泉なの?」

疑いながら、湯につかる。
眼下に広がる街が目に映る。
ゆったりとした気持ちになり、温泉気分を味わう。
やっぱり、これは温泉だ!

ところで、ロビーに飾ってある「だるまさん」を見て思った。

イモトアヤコの花粉症だるま。
なぜならば、濃く太い眉、そして目が真っ赤。

なんちゃって!

花粉症の方、おまじないに一つどうですか・・・・。