野田総理は小学生の頃、「正直の上に馬鹿が付いていた」といっていた。
馬鹿正直といえば、五代目、古今亭今輔もそうだ。
最近、通勤時間に落語を聞いている。
噺家でも、歌手でも何人か聞いていると、自分のお気に入りが見つかる。
古今亭今輔は、その一人。
奉公に出るが、正直すぎて店を転々とすることになってしまう。
オレオレ詐欺が社会問題となっている中、「正直」は人間として大事なことだと思う。
嘘をついて生きるより、正直に生きた今輔。
正直者の今輔の落語は、 ちょっと聞きづらいところもあるが、実に味がある。
今回、借りてきたCDは、1964年~1965年に収録された、
「もう半分」、「ねぎまの殿様」、「もろこし女房」。
ちなみに、古今亭 今輔の生まれは、群馬県佐波郡境町諏訪町(現、伊勢崎市)。
偶然にも、私の家の近所でした。
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