「暑さ寒さも彼岸まで」
とはいうものの、今年は例年になく寒い毎日が続いている。
私の住んでいる群馬県伊勢崎市は、寒風が赤城颪（あかぎおろし）となって、よりいっそう寒さが身にしみる。
ところで、今日は春分の日。
３月１７日は彼岸の入り、２３日は彼岸明け。
真ん中の今日は中日（ちゅうにち）。
昼と夜の長さが同じになるといわれている。
この世とあの世が接する日。
煩悩や迷いの満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」（しがん）、向こう側の岸を「彼岸」。
先祖をしのび、今日ある自分を育ててくれた祖先に感謝しなければと思う。
「牡丹餅の昼夜を分かつ彼岸哉」 （正岡子規）
母がよく作っていた「牡丹餅」にチャレンジしてみた。
春は「牡丹餅」、秋は「おはぎ」。
「牡丹餅」はこしあん、「おはぎ」はつぶあん。といわれるが、今ではあまり関係ないようだ。
ちなみに、小豆は邪気をはらう食べ物。
これで、私の心身も少しはきれいになれるかな・・・・。