松平監督

2011.12.31 元バレーボール全日本男子監督の松平康隆さんが旅立たれた。

思い出すのは、「栄光のミュンヘン・オリンピック」だ。
大古、森田、横田そして中村、南、猫田、嶋岡といった選手たちがいた。

昭和39年の「東京オリンピック」。
女子バレーボールは東洋の魔女と呼ばれ、世界のトップを走っていた。
そして、期待どおり金メダルを獲得した。

しかし、男子バレーボールは「銅メダル」、次のメキシコ大会は「銀メダル」。
ミュンヘン大会は、どうしても「金」がほしかった。
死にもの狂いの強化練習に明け暮れた。
結果、松平監督の元、見事に「金メダル」を獲得した。
子供心に覚えているのは、「天の時、地の利、人の和」。
「努力と英知は不可能を可能にする」。

『バレーボールの詩』(日本文化出版)を見ながら、懐かしく、
そして、感動を再び呼び起こしてくれた。

「ありがとう 松平監督!」