家の本棚から貴重な本を発見しました。
『別冊 太陽 明治維新百人』WINTER’73 というものです。
1973年。今から37年前はどんな年だったかを思い出すと、江崎玲於奈がノーベル物理学賞を受賞した年です。江崎玲於奈といえば、平成4年の育英通信第139号で「教育の課題を追う」という題名で大変興味深いことを述べているので、初めに紹介させていただきます。「・・・・興味や好奇心に支えられた生徒の自主的学習の意義を強調したのはルソーだけではない。ソクラテスでも、トマス・アクイナスでも教育者は誰しも、生徒の側に能動的姿勢があってこそ、真理をつかみ、学が身につくのだと説明するのである。生徒を如何に動機づけるか、これこそ教育者の最大の課題であることは言うまでもない。」大変いいことをいっていると思いませんか。
さて、当時、流行っていた歌というと、かぐや姫「神田川」、井上陽水「傘がない」、天地真理「恋する夏の日」、アグネス・チャン「草原の輝き」、チューリップ「心の旅」、浅田美代子「赤い風船」、チェリッシュ「てんとう虫のサンバ」などなどがありました。
ところで、『別冊 太陽 明治維新百人』WINTER’73が、なぜ、お宝かと申しますと、坂本龍馬、岩崎弥太郎、吉田松陰をはじめ歴史を動かした人物が、ずら~と登場し、しかも、坂本龍馬筆建議案草稿「船中八策」の原寸もあります。びっくりです。思わず感激です。
もしかして学校の図書館にあるかもしれません。興味をお持ちの方は、ぜひ探して学生時代の復習をしてみませんか。
ちなみに、私、譲れといわれても、ぜったい手放しませんよ!